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amber girs、『bright or blind』を聞きました。

2013 01 06 bright or blind


これまでのart book仕様から久々にフツーのシングルとして。

表題曲はkaname氏作曲による疾走感のあるロック。
普通に聞きやすい曲で、メジャーな感じがします。音がね。
歌詞もこれはシンプルに捉えていいのかな。

『距離をおいていたほうが、見えないでいたほうが、自分とも他人とも良い付き合いが出来るものだよ。』という皮肉でしょうかね。
歌詞の肝となるのが、
「安寧なんか戦わなくちゃ見れないのに。」
っていう部分だと思うので。

想う言葉があっても、それで表層の関係性はつくられるものだしそれはそれで嬉しいものなんだろうけど、届かないよね。別に届かなくても届けようとも思ってないけどね。向き合ってないからね。みたいな。

c/wは“グリニッジの針の上で”。
作曲はwayne氏。こちらはamber grisらしい曲。歌詞の表面と合わせれば景色も浮かびやすい曲で。
表題曲の対比として曲が地味だけど、実に らしい。です。(笑)

歌詞は 積み重ねや繰り返しによる“ズレ”を表してるのかな。と。
歌詞冒頭が『思いと結果』みたいな単純な因果なんだよ っていうコトを登場人物は言ってると思うけど、そうもいかないものが不意にやってきてしまうものだ。と。

なによりタイトルをわざわざ“グリニッジの針”とか固有名詞出してくるとかね。
歌詞のラストで、
「月と太陽の巡る下で、 グリニッジの針の上で。」
と結んでいるので。

標準と本質(本当)のズレみたいなものなんでしょうかね。

「嘘が下手になった」っていう部分の歌詞もあったけど、表題曲のほうでは、「愛する嘘も 案じる嘘も」っていう歌詞があって、意味の異なる使われ方で対比してるのかなと。
ズレによる、嘘の自然清算。それとも計画的な清算か。


やー、このレビュー書くのに、初めて『均時差』とか調べましたよ。
時間や宇宙について考え出すとアタマ混乱するね。(笑)

bright or blindbright or blind
(2012/12/05)
amber gris

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[2013/01/06 00:32] | amber gris
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amber gris、 art book第3弾『The collapsing garden.-顛末には最上の花を-』を聞きました。

奇しくも…? というか、このCDのコンセプチュアルライブの日(翌日?)に9GOATS BLACK OUTが解散発表するというね。
残念な話ですよ。
でも理由は分からないし、詮索なんて野暮な話ですし。








雑草を抜いたり、花に水をやったり、木々の剪定をしたりして小さな庭を育ててきて、いつしかその庭は通りゆく人の目を惹くものであったり、そうして庭に人を招きいれる環境も整っていったりしてた。

箱庭に砂をくべて ね、想いを辿るのです。
関わったもの、物から人から、様々な自然物・自然現象、善意や悪意も。肯定も否定も。

創造主は想いを込めて創造する。
パーソナルな部分を敢えて露呈するコトが、多くのものを識るキッカケとなる。
それは自身の心が改めて知ることでもあるし、意図してなかった周りのものでもあったり。
さまざまな賛否も。

それは予想外の外からの影響も。孕む。


庭は大きくもなるけど、いつしか“家”にまで領域を侵すようになっていったり、
“垣根”がどこからかも分からなくなってしまったりする。

また、単に庭を維持することが困難になっただけかもしれない。

それは分からない。

ただ 分からない。




傍目からぼくが出来ることは、歩みを止めたその人をただ忘れずにいることだけだ。

嘆いても仕方ない。
理由を追及するのはどこか失礼かもしれない。
決断をしたその主を穢すコトなんてしない。

ただ、讃えるのみ。

これまでのあなたへ。これからの永遠へ。

そしてぼくがあなたに触れたことを。
ぼくがぼくを、ただ 讃えよう。










(今回、感想がこれか…。)(←セルフツッコミ)


どうか提示をするペースが遅くても、長く 在り続けてほしいと思うのは勝手な話ですけどね。

植物の蔓(ツル)がそれを覆うことを美しいとするか、荒れてるとするかは誰にも判断つきませんから。

The collapsing garden.-顛末には最上の花を-The collapsing garden.-顛末には最上の花を-
(2012/06/27)
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[2012/09/12 00:28] | amber gris
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書くのに時間がかかってしまった…。
(既にエントリを書き上げておいて、予約投稿してこうなったワケじゃないです。ほんとうにライブ行ってから数日を経てこれを書いてます。(汗))


2012.05.26. amber gris ワンマンライブ『レイニィ アゲイン』に参加すべく、名古屋ell.fits allに行ってきました。

2012 06 11 amber gris レイニィ アゲイン


画像右の出演者の方々が気になりますが、行ったのは左の方々です。(笑)

amber grisのライブは初参戦です!
ちなみに手鞠氏を見るのはRuvieラストライブ以来ですね。


(MC部分は記憶を探りながらなので細かい文脈違ってるかも。サーセン。)


18時半開演。
青色の光がステージを照らす中、雨音のようなSEが鳴り、傘をさしてステージに現れるメンバー。楽器陣から登場し、最後に手鞠氏が出てきて、曲がスタート。

…始めはなんの曲だったかなー って思ってて 聞き覚えはあるんだけどなー、あ、『少女のクオレ』か!
“茨の花は罪に咲く”だ! 歌詞冒頭の繋がりを意図してこの曲スタートか。

…と思いながら。
私の見てた位置は、うしろのほうで真ん中のほう。kaname氏の顔だけがちょっと見えづらい位置だったけど、全体的にメンバー見れたですよ。
なにより、名古屋ell.fits all自体が久しぶりで、こんなにハコ狭かったっけ? って思うほどでしたが。(^^;
(窮屈さを感じるとかじゃなく ね。)

真正面の手鞠氏をじーと見たりしてたんだけど、視線的にその奥のラミたんがよく視界に入り。

“Over flow girl's sick”、“フラニーはご機嫌斜め”、“ファラウェイ、ファラウェイ。”と続く。
“フラニー~”はやっぱ好きな曲だなー。

ラミたんが視界によく入るんだけど、前ライブDVDのレビューしたときにも書いたけど、ラミたんの笑顔はイイね! 思わず見てるこっちも笑顔になるだよ。映像で見てても実際に見ててもそう思うわ。ほんと。


手鞠氏MC。
「ようこそamber grisへ。」と。先日発売された『露のロータス』を軸としたライブになります。……なる予定です。“露”という言葉から、“露の命”、“露と消える”という 儚いイメージがあり、また 感じは違いますが まもなく“梅雨”の季節ですね。(wayneくんの意図によれば~ とかそんなような話を。で、wayneくん(ウェインくん)を「ウェイくん」と言ってしまってたり。)




“深緑のローレライ”“浴室の人魚”と続く。
(このへんの水系の歌が続くのも、今回のコンセプトを意図した流れだろうねぇ)

で、
「新たな物語を~…」
と、新曲の“不浄の樹の下で”が演奏される。ちょっと激しめな感じの曲でしたね。聞こえた歌詞の印象としても実に“らしい”感じで。

“悲しみ暮れる黄金丘陵”“Amazing world”と続く。
“Amazing world”はその曲調と相俟って、うしろにいるラミたんの笑顔が映える。(笑)
にしてもこの曲、ポップな曲なのに…前にもレビューで書いたけど、歌詞の『飲みなれた錠剤~』っていうフレーズとかが引っかかるのでこのアンバランス感がなんともね。ライブでこうして体感してても気になったよ。(笑)

“sinker”、“美醜”、“Awake or asleep”と続く。
おそらくこのあたりで2回目MC。

(添付画像を思い出して頂きたい。)

手鞠:「下では男装した女の子たちがライブやってて、こっちでは女装した男性がライブやってんだよ! 日本すごい!!」

(笑)

手鞠氏、視線を殊氏のほうへ。
殊氏、手をふって『見ないで』というような仕草を。(笑)

MCで、言葉のキャッチボールがうまくできないバンドなんですよ、と。それをkaname氏に振るも、
スルー。w
「wayneくんはムリだよねー」と今度はwayne氏に振ると、wayne氏、顔をそむけたまま手をふってムリだと示す。w
で、ライブなり音源なりで、フルスイングできみたちに投げるから、ガッチリ受け止めてほしい。と、客席に向けて。


『露のロータス』の世界へと…、と、“ロジィ”が始まり、
“Sunny days seeker”、“Wishstar and sunlight and darkness”、“love in the first.”、“楽園”と続き、ここで本編のセットリストが終わる。


“Wishstar~”はやっぱ好きな曲だな。こういうキラキラしてる曲は良いわー。


アンコールへ。
ラミたんが先にステージへ。MCを始める。 その最中 楽器陣は次々とステージへ。

言葉のキャッチボールができない っていうさっきの手鞠氏のMCを受けて、
ラミたんが「イェイ!」と客席に向けると、「イェイ!!」と返す客席。
ラミ:「できるじゃん」
(笑)

ラミたん、足元に視線を向けて、さっき手鞠氏が『露のロータス』に込められたものについて話したものを話す…。(カンペばらしてんじゃん…。)

で、『露のロータス』がオリコンインディーズチャート10位に入ったことの感謝を伝え、客席拍手。
と、このあと発売されるart book第3弾の 手鞠プロデュース作品にプレッシャーがかかる という話をしてると。
…そこへ手鞠氏がステージへ。
持っていたタオルでラミたんにちょっかい出したり、そしてステージでラミたんと手鞠氏と「2人でMCしてると さまぁ~ず的な空気になるから…!」ってコトを誰かに言われたことを話したり。
「水が無い!」って言って、手鞠氏がステージをウロウロして、結局kaname氏のうしろのへんいあった水を(勝手に)飲んだり。(笑)
第3弾art bookのタイトルを言おうとして、間違ってロマサガのなんかの言葉(手鞠氏談)を言ったり。

天体の話で、
「この前の金環日食見た人ー?」と訊くと、客席ではチラホラと手が上がった程度。

(ちなみに私はちゃんと起きましたが、例のメガネ持ってないので肉眼で見ようとしましたがさっぱりわからず。結局テレビでその中継を見ただけです。)


(見た人が少ないことを受けて)
「ロマンチスト少ないな じゃほかの人は現実でも見てればいいじゃないですか」と 皮肉っぽく言ったり。(笑)
メンバーで見たのはリズム隊の2人のみで。手鞠氏自身は、6時半まで ガンダムを作りながら起きてたけど、寝てしまったと。
殊氏は肉眼で見たそうで、「目が灼かれたー」と話してたとかで。
「アナタ目ぇ悪いんだから気をつけなさいって言ってるのに!」と。(笑)

(ちなみに殊氏のブログにありますが、目は焼いてないそうです。手鞠氏、MCで話を“盛った”そうです。(笑))


(天体の話からで)
ぼくたちは奇跡的なめぐり合いの中にいる という話で、文明の発達の経過を体験できたこと。
ファミコンからスーパーファミコン…プレイステーション……。
(この話の前フリ聞きながら、きっとゲームハードの話するんだろうなー、と私は勝手に予想してたので、見事その通りだったのでちょっと笑ってました。w)

その話をしてる手鞠氏の うしろのほうで、ラミたんがおそらくセガハードについて叫んでるようで(笑)、
手鞠氏 うしろを振り返り、「湯川専務なんていなかった!」と。w

で、この話をしてる途中で、客席とメンバーが退屈そうにしてるのを察して、この話を途中で打ち切る。w


今回のamber grisワンマンが名古屋でのワンマン2回目ということで。独自の盛り上がりを感じさせる様子に客席へ感謝を伝えたり。

曲へ、
「Hazy moon げ……まちがえちゃった~~~」と手鞠氏 曲紹介まちがえるのを言いながらも、ラミたんはドラムを刻み始めて曲がスタートする。w

“Hazy moon luv gaze”、“lizard skin.”と続き、アンコール1回目が終わる
“lizard skin.”の曲中だったかで、手鞠氏、wayne氏の背中にカプッと噛み付いてたり。(笑)
また少し経ってアンコール2回目。

手鞠氏が「アンコールありがとう」と言ったときに、客席で起こりかけた拍手が止まってしまって、
「ゴメンね、拍手 遮っちゃって。もう1回いい? 嬉しいから」と改めて拍手が起こる。

そして“海風と雨と最後の手紙”で全セトリ終了。

深く。礼を。

ありがとうございました。



(本エントリは、私がライブ直後に書いたプライベート日記のメモと、ライブの日のツイッターでのamber gris(関連)ワードを検索して 同じ参加された方のツイートを参考にしたり、殊氏のブログを見ながら補完して書いたものです。)


初めてのamber grisでしたが楽しかったです!
pomanderの衣装もあってか、作り出されるライブの世界観がファンタジックでポップで。曲から・音源からくるイメージだけではなく、ライブで体感する感覚も同じ感覚を思えて 非常に楽しい空間でした!

Ruvieラストライブ以来で何年か経ってるとはいえ、手鞠氏の声も良かった。

『レイニィ アゲイン』で、MC中で、「雨のイメージを180度、キライな人は好きになるように。好きな人はキライになるように」と込めたそうですけど、雨ではなく、“水”に縛った捉え方で考えると人ってそのものですからね。

小道具とか殆ど無いのに、一つの演出された舞台のようでしたよ。
ワンマンだったから良かったのかもしれないけどね。一つのテーマを魅せるためにつくられてるワケですから。

また行きますよ☆

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amber gris 2nd art-book『露のロータス』を聞きました。

2012 06 10 amber gris 露のロータス


前回のkanameプロデュースに引き続き、今回はwayneプロデュース。
1曲目“ロジィ”も、2曲目“楽園”ともに優しいものを持った歌。

book部分の小さな詩篇が物語るように、蓮の葉の自浄効果。
蓮の花が、葉が、泥などの汚い水の上でキレイに咲くこと。汚い水の上に在るように。
詩篇では痛みを代わってあげる…痛みを蓮が“頂く”ような ね。

「人の業を待つために」というのが、それゆえに蓮が存在しているかのように。


1曲目“ロジィ”のほうで、
「置き去りの今日に花を送るんだ。」と。
心が此処には無いような感じを受けるけど(それは歌詞冒頭部分が顕著)、過ぎた“今日”に 敬意や謝辞を捧げるような。

「僕は弱いまま『僕』でいたいんだ」は いい勇気を示してるね。



2曲目“楽園”
これは歌詞の最初の部分が主人公の心象全てで、サビ以降の後半は『必要なもの全て』といったところ。

此処にある、全ての 難解な言語でわざわざ表すしかできないような、現象が物質が、今の幸福を置いてくれてるのだと示すような。




どちらの曲も、優しくて穏やかで心地よい曲調。
これは浸れるね。



そして今月にはart book第3弾で、手鞠プロデュースが。
手鞠曲ガッツリの世界観は久しぶりになるなー。

露のロータス露のロータス
(2012/04/25)
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2012 03 19 decadence


amber gris NEWシングル、『decadence』を聞きました。

B6サイズ強かな? の、特殊デジパック。アートブックという仕様での作品です。

オフィシャルに16ページブックレットとありますが、歌の詞が手鞠氏らしい物語性のある長い歌詞のため、それを活かしてか、ページをめくることで歌詞を追うことになります。これは2曲とも。

単純に、詩集のような扱いともとれる仕様で、本の醍醐味でもある、“めくる”ことによって、ストーリーが仕掛けられていく。また1ページ1ページに曲世界を模したメンバーの写真も。


なんだろう。
感想がストレートではないのかもしれないのですが、非常に面白い?興味深い? ような。

シングル自体のタイトルは『頽廃(たいはい)』
1曲目“Ugly crawler"は、“醜い這うもの” (直訳)かな?
2曲目は“美醜”。

アートブックのイメージ的には、1曲目が羊を模していて(と称していいのかどうかも若干無理があるかもしれませんが)、2曲目は蝶を模した写真があるのだけれど、聴いた印象としては、
まったく逆。

1曲目はその詞もあって“蝶”。
わかりやすく、クモの巣にひっかかった蝶を表してるのかな、と。
…そんな解釈でいいのか知りませんけど。

や、なんか面白いんですよ。この詞。

身動きとれないのはとてもブザマで醜いのに、とても頭は冴え渡って、理知的な印象なんですよ。
この詞の主人公。

で、この1曲目と2曲目が繋がると感じたのが、
『潔白の繭で、繕う夜明け前。』
という部分。


でその2曲目。その“夜明け前”と称してる部分がこの2曲目の記載ページの色合いでもありつつ。

そして何故かこの曲を聴いているとき……一切歌詞を気にしないで聴いてたんだけど、羊が浮かんできて。
この ぐるぐるした曲調がそうさせてるのかは分かりませんが。

パッケージに羊の写真は使ってあるけど、全く意識しておらず。むしろなんで羊なのかわからないけど、曲が羊を想像させてました。

詞で羊を連想させるのは、
『青い子等は、右の壁に。 緑の子等は、左の壁に。』
って部分と、
『一つ、優しい嘘をつこう。』
(まぁ、ほかにもあるんだけど…。)

これは 羊飼いさんは どこへ招いていくのでしょうかね。
歌詞の文末的には、希望を持たせてるようなニュアンスではある(?)のだけれど。
そんなハズはないでしょう。

なによりタイトル“美醜”だし。
良かれ悪かれの判断なんて、導くほうも、従うほうもできないでしょう。
第三者が各自客観的視点で判断するだけ。っていうような。
『縛られてる』とか、『ただ 生かされてる』とかもね。




4月末には次のシングルも発表とな。
早いね。

decadencedecadence
(2012/02/22)
amber gris

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[2012/03/19 00:03] | amber gris
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