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2012 02 19 Karte


9GOATS BLACK OUT NEWシングル、『Karte』を聞きました。
購入したのはオフィシャルHPで買った、『Karte Limited Edition』です。

1曲目は“Table of the Mortal Sins” 。『大罪のテーブル』でしょうか。
“大罪”なのは誰なのか。激しい音とともに巡る言葉の数々は脳内に響き、自らの首を絞めるような苦痛の音。責め立てる言葉。
『能動的な不測死』、『腐りゆく時代にしたね』という歌詞から、
この出来事を、此の今を嘆いてはいるんだけれど、それを招いたのは本当は自分自身なのでしょう?
と、目を背けたい現実なのに、その眼前に『大罪』という料理が並べられているような。

2曲目“any” 。

本作の[本編]。
曲調はメロディがキレイなバラード。
歌詞の内容的に、過酷なのは現実で、過去に想いを馳せるような。…でもそれだと、美しかった過去に執着してしまって、現実を見ない・見たくないと思ってしまう。
1曲目で喩えるなら、現実には並べられた…立ちはだかる絶望のメニューが次々と目の前に運ばれてくる。
それが“any”歌詞中でも表されているのが、現実によって、美しかった過去が悲しい思い出にすら変わってしまうような。

……この曲からは、前向きな意志みたいなものは感じられず、どちらかというと“憂い”の感情・空気が渦巻いたままのような印象なんですけどね………。

3曲目“nude” 。

バラードかと思ったら、サビからの転調がカッコいい。
この『Karte』での救いを担ってるのがこの曲ですよね。

上記に“憂い”を感じると“any”を評しましたけど、“nude”の歌詞に『憂いへのアンブレラ』って書いてあるわ…。(意識せずに上記に書いてたよ…。ホントに。)

気を引くためにイジワルなことをしたり、ただただ相手への渇望を・愛情の要求を露わにしたり。不安からの動機だというコトに分かってる上で求めている。
現実が欠落し、過去も汚れてしまって、望むものが それをただ埋めるだけのものという醜い動機なのも分かってる上で求めている。

……けれど、それでもいいじゃないか。

…というのがこの曲だと思う。
“退屈”というのがこの歌で使われていることが とても重いことで。
言ってしまえば 生きることに飽きてしまったような。なにをするにも つまらない というのは、実に生気を失わせて、鬱々と澱んだ中を自覚的に彷徨っているしか術がないような。

[リンク] “退屈”(Wikipedia)

でも、そこからの解放。

『滲んだ思い出~』からの後半の歌詞、とても良いんですよ。
『汚れたほうが美しいと思うこともあるさ』
このフレーズだけでかなり色々な、過去も現実も救われていると思うの。

だから歌詞の前半にある『退屈にバイバイ』は、生きることに飽きた …と表されるような・死への思いにも取れるものだけど、後半の『退屈にバイバイ』は、それでも生きる という小さな希望を描いてるような。
そんな印象を受けました。

“Karte” (処方箋) というコトですけど、
ナインゴーツ・オフィシャル特典のポストカードのメッセージにあったように、『楽観的に生きることが出来ない数多くの悩める人たち』には、
かなり効果のあるものだと思いますよ。
3曲の構成ありきで、すごく音像が現れてるシングルです。



限定盤には、4曲目“Melancholy and the loneliness- "憂鬱と孤独" re-mix -”と、5曲目“Wish you - "願い" re-mix -”が収録。
前者はさらに感情がぐるぐる蠢くような。後者は荘厳になったような印象でした。


また、YouTubeの9GOATSチャンネルには、“any”のPVが公開されてて☆
演奏シーンがメインですが、なによりメンバー5人が出演してるのは初とゆー!
(」゜ロ゜)」<akayaーーー!!!

KarteKarte
(2012/02/14)
9GOATS BLACK OUT

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[2012/02/19 00:34] | 9GOATS BLACK OUT
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